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資産運用について

資産運用が初めての方へ資産運用に関する「いろは」をお伝えします

資産運用とは

資産運用とは運用商品を購入して資産の増加をめざすことです。運用商品とは、定期預金や投資信託等の金融商品の事です。定期預金では積立金の元本が確保され、商品に設定されている利率が適用されます。投資信託とは専門家に株式や債券などへの投資を任せる金融商品を指します。高い運用収益を見込めますが、積立金の元本を下回る可能性もあります。iDeCoではこれらの運用商品を毎月の積立金で購入し、資産運用をします。

資産運用におけるリスクとリターン

投資信託等の金融商品の価格は日々変動するため、そこから得られる収益、“リターン”も変動します。このリターンの変動、つまり「バラツキ」を資産運用においては“リスク”と呼びます。バラツキが大きいほど不確実性が高いということで、リスクが高いと言います。従って、資産運用でいうリスクは、我々が普段つかう「危険」という意味ではないことに注意しましょう!

リスクとリターンの関係

資産運用においては、“ハイリスク・ハイリターン(ローリスク・ローリターン)の原則”、というものがあります。これが意味するところは、運用の際には「リスクの高いものには高いリターンを期待し、リスクの低いものには低いリターンで満足する」ということです。

リスクの種類

リスクには次のようなものがあります。

価格変動リスク

投資している金融商品の値動きによるリスクです。金融商品の価格は景気、企業業績、為替などさまざまな要因により日々変動しています。金融商品の価格の変動により、期待していたリターンが得られないリスクがあります。

信用リスク

元本や利子が約束通り支払われないかもしれないリスクです。株式や債券などを発行している企業や地方公共団体の経営状態・財務状態が悪くなると、株式や債券、投資信託等の金融商品の価格は値下がりします。

金利変動リスク

金利と債券価格の変動によるリスクです。一般的に、金利が上がると債券価格は下落し、金利が下がると上昇します。債券を組み入れている投資信託も金利変動の影響を受けます。

為替変動リスク

為替相場の変動により、外貨建の金融商品の価格が変動するリスクです。投資した時よりも円高になると、外貨建の金融商品を円で受け取った場合の価格が下がることになり、損失を被る場合があります。円安の場合はその逆となります。

カントリーリスク

国の信用リスクのことです。海外の株式や債券、それが組み込まれている投資信託等の金融商品の値動きに影響します。国の政治や経済、社会情勢の状況によりリスクが変化します。

分散投資とは

「卵は一つのカゴに盛るな」、投資の世界でよく言われる格言です。
卵を一つのカゴに盛ると、そのカゴを落とした場合には、全部の卵が割れてしまうかもしれないが、複数のカゴに分けて(”分散して”)卵を盛っておけば、そのうちの一つのカゴを落としてカゴの卵が割れて駄目になったとしても、他のカゴの卵は影響を受けずにすみます。

このように、投資の世界においても、投資対象を分散させることで、資産運用に伴うリスクを低減させながら、安定的なリターンをめざす方法が有効だと言われています。すべての資金をひとつの金融資産に集中させると、運用がうまくいかなかった場合にはマイナス影響が資産全体に及びます。けれども値動きの異なる複数の資産に分散させれば、リスクを分散しながら、安定的な収益を期待することができます。

具体的な分散の方法には、国内外の国や地域(地域分散)、株式や債券など商品(資産クラス分散)、円やドルなどの通貨(通貨分散)と、積立などの時間(時間分散)で分けるという、大きく4つの考え方があります。

MYDCでは、分散投資が効果的に働くよう、十分に分散が効いた投資信託をご準備しております。